本文へスキップ

report 新しい視点で創作活動を続ける三軌会 

三軌会 ここは皆さんとの交流のページです。

活動報告写真
 以前、(私がある場所で)チラッと発した言葉があります。
「…今という時代を生きている自分の人生観や価値観がいったい何時まで有効なのか・・・」。
時速300キロで地上を走る電車なんて、子供のころは想像もできませんでした。スーパーコンピューターの数倍の処理能力がある量子コンピューターが間もなく開発され、宇宙ステーションと地上をつなぐ宇宙エレベーターの開発を真剣に取り組んでいる集団が在ります。
             でも一方では、青い空や澄んだ空気は相変わらずタダだし、満天の星空で唄い、朝夕の             あいさつや、母の愛や、かけがえのない友人や、自由な何思想信条もお金が要りません。
私は、多少不自由でも穏やかな時の流れの中で絵を描いていきたいと思っています。私の絵画に対する思想信条をこの紙面を借りて皆さんに押し付けてみたいという衝動にかられました。異論反論をいただければ幸いです。

・風景―光と影を突き抜けて軽やかな風に乗って穏やかな呼吸ができるか。
・静物ー小さい命の存在を、いかに壮大かつ深遠な宇宙に誘い込めるか。
・人物ー精神の揺らぎを無言で受け止めその深みに一緒に降りてゆけるか。
・日常ー目に映らない一枚のドアの7向こうに行き来する足音が聞こえるか。
・線と面ー描かれない空間に潜む、喜び悲しみ恐怖楽園を表出できるか。
・色と形ー響きあいせめぎあいながら全体の中に包み込めるか。      

(じいや 平成27年1月記)


活動報告写真







 ぞうさんの親子を淡い筆致で描く。絵は素人だが描くのは好きだ。昔は水彩もまねごとで描いたが今はもっぱら子供が喜びそうな筆致で簡単な絵を描く。

絵のインスピレーションが湧いたのは小学生の時分か。裏門の近くにあった銀杏が春先に芽吹く、淡い緑の色彩と太陽の光のコントラストが今も瞼に浮かぶ。色や意匠を意識し始めたのはあの頃からだと思う。

話しはかわるが、旅での印象は、ぼくの持つアイディンティーというか、大袈裟に言うと人生観を随分と左右したように思う。

もう、30年も前か。生まれて初めて訪れた韓国。東シナ海沿いに沖縄、台湾と船で放浪もした。楽しむというより、憑かれたようにめぐる冒険だった。みるもの、きくものがすべて新鮮で、ときには、かの国の歴史、過去の歴史に向き合わされたりもした。旅が、日常からの解放と書けば爽やかな感じも受けるが、ぼくのそれは意外とずっしりと重いデビューだった。

あれから随分と年月が経つ。旅はいまも続けているが、自己喪失を埋め合わせてくれたあの国の空気感はもはや存在しない。どんどん、きれいに、便利になるアジアの国々。。

いま、ぼくは、ぞうさんの一筆描きを、最近仕事の傍らに始めた在日外国人児童への日本語ボランティアに使おうと考えている。

旅先でできた外国人の友人、そして思いが募り日本に留学した友から、「日本人が好きなのに、言葉が伝えられない。シャイな日本人も伝えてくれない」と悩みを聞くことも多い。

旅の帰結は、つたない絵に行きつく。子どもらへの日本語授業は、あの旅で助けられたアジアの友への恩返しだと思っている。

(斎藤知己 フリージャーナリスト。平成27年11月記)


三軌会

活動報告写真


ここは交流のページとなります。
(情報をお寄せください)


三軌会

活動報告写真


ここは交流のページとなります。
(情報をお寄せください)


三軌会

〒164-0001
東京都中野区中野2-29-15ー201

TEL 03-3380-3911

  詳しくはこちらをどうぞ