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       三軌会同人の皆さんヘ  メッセージ

 はじめに、大震災と原発事故の脅威をまともに受けて苦しんでいる被災地の同人の皆さんに、心からお見舞いを申し上げます。そんな中でも被災地東北の皆さんは、へこたれていません。実にたくましいです。 20メートルを超える大津波によって家ごと流された、大船渡、宮古、陸前高田の皆さんも全員無事であることが確認されました。ある種奇跡だと思います。また、東北各県の大多数の皆さんが出品可能といってくれています。搬入に必要な道路なども徐々に回復に向っています。
 そこで、出品作品の制作を続けている多くの皆さんの期待に応えるべく粛々と準備を進め、予定どおり63回三軌展を開催することに決定しました。どうぞ安心して作品を仕上げ、いつもの通り出品してください。そして、会期に入りましたら、会場に元気な姿をみせてください。

 なお、国立新美術館では、現在節電のため平日は臨時休館の措置をとっています。三軌展の会期を迎える頃はどうなっているか気になるところですが、東京電力では、5月の大型連休明けから計画停電をいったん終えると言明していますので、明るい方向へ向うものと私はみています。ただ、金曜日の時間延長は見送らざるをえず、場合によっては、閉館時間を少し繰り上げるなどの配慮が必要になるかもしれません。招待券をお送りしたお客様からご照会があった節には、いまのところ予定どおりの会期をもって開幕することにしており、ぜび御来場下さるように、お伝えしてください。

 ともあれ、絵画・彫刻・工芸各部の皆さんは、搬入まで1ヶ月を切りました。作品の仕上げに全力を集中してください。そして、会場の模様替えをして再出発を期している63回展に華をそえてください。

 

       2011年3月30日            

三軌会代表  森田 一男